所詮はコンテンツの提示環境としか捉えていないのかも

トラックバックいただいたので、お返事エントリ書いてみます。「トラックバック返し」ですな。
某所では、「かめはめ波」と呼んでいるらしい・・・

PDFかFlashか,それが問題だに対して、
むりくりDTP blog:FlashPaperでPDFいらず
というような、トラックバックをいただきました。

本来文書管理のフォーマットとして見られていない swf 形式が、文書管理システム、全文検索システム、アセットマネジメントシステムに組み込まれるかというと疑問。

私は「耳」とか「天」とか言われてもピンと来ない印刷素人です。そういう世界の実態は想像の世界でしかないのです。どちらかというと情報を吐き出す側の人間であります。しかしながら言われてみれば確かにコンテンツがFlash形式だと、他のバイナリな形式(MS-WORD/EXCELなど)と同様に、管理上の問題を抱えるのは確かだと思います。

自分が普段問題として捉えているのは、所詮「情報蓄積〜発信」についての管理上の問題に限られているのだと気づきました。さらに言えば、技術屋の近視眼的な考え方で、「文書の体裁自体よりもむしろ書かれている内容/情報の方にこそ重要性がある。」という偏りを持っているのかもしれません。いただいたトラックバックをきっかけにそんなことを考えてみたり。

とか言いつつも、日々検索できない、検索用キーワードも付与されていないようなバイナリ文書がじゃんじゃか蓄積されていく現実を目にしています。私が書いてきたようなことは単なる絵空事なんだろうかと陰鬱な気持ちになります。

コンテンツレイアウトを明確に分離して記述できれば良い」なんて、それこそ絵空事のように思えてくる今日このごろ。いや、分離できるものとできないものがある、ということなんでしょうか。

蛇足:

うちの DreamWeaver MX にはついてないよ? きっと、バージョンアップ1回サボったからだ。

これについては実はよく分かりません。Macromedia製品は「評価版ユーザ」なので・・・ m(__)m