ねじ神話

小さなねじも正しく取り扱わないと正しく機能しません。

ねじの百科辞典さらば!ねじ緩みの元記事くらいは抑えておかないと,まずいのでしょう。メカ屋でなければ詳細を知る必要はないと思いますが,畑違いでも
・とにかく強く締め付ければよい,というものではない
ねじは必ず緩む(ときどき増し締め確認)
ということくらいは知っておかないと現場でバカにされるでしょう。

で,筐体機構を設計する人がそういうことを知っているのは当然として,電子電気機器関連の部分にもねじはたくさん使われています。ねじ端子台なんていうのは典型的で,現場のおじさんは「とにかくきつく締める」人が居て,とても困ります。それで何十年もメシを食っているのは勝手にどうぞなのですが,間違ってるったら間違っているのです。

若い人にはちゃんと覚えて欲しいものです。でももう手遅れぽいですが。

ものつくり立国がどうたらこうたらとか言われてますけど,ちゃんと仕事している人は,ちゃんと稼いでますからね。ちゃんとできないひとが淘汰されていくのを助けたって,邪魔なだけなんです。基礎から叩き込むには若いうちからでないと。鉄は熱いうちに打て,です。