可聴帯域音声通信その3

何も考えずに、ソフトウエアDTMFコントローラや、RVS-COMなどのモデムエミュレーションを見ると、音声ステガノグラフくらい簡単にできそうな気がしてきます。

普通のマイクとスピーカで簡単な実験をしてみれば分かることですが、普通の空間内での音声通信はこれが一筋縄ではいかないことが分かります。しかし音声通信専用のスピーカやマイクを使ってしまっては、つまらないのです。それなら無線LANやbluetoothでええやん、ということです。

ところで、パナソニックのソフトウエアモデム(SH3DSP用)に触発されて、PC用のモデムエミュレーションをつくってもあまり値打ちもないです。実際winモデムと呼ばれるように、PC用モデムは半分または全部ソフトウェアで処理されているからです。そのモデムすら最近はめっきり影が薄くなりました。

とにかく、PC用の安物スピーカと、安物マイクで波形を採取してみることにします。