地道・地道・ジミヘン

ここの続きです。

AsmL2は、2003年の暮れに公開されたようですね。

実行可能な仕様書記述(Executable Specification)、という謳い文句みたいです。ジミな翻訳作業を通じて分かってきました。

仕様記述というと、脊髄反射的にSystemCとかSPEC Cを思い浮かべてしまうのですが、すでに古臭いものなんでしょうか。AsmLと同じマイクロソフトリサーチからは、仕様記述に関しては、DSLというのがあるようで。結構話題になってたみたいですね。

どうでもいいや。

個人的な趣向として、マイクロスレッドやファイバみたいに、ちっちゃいコンテキストがたくさん集まって、コチョコチョ動くシステムの方が好ましいので。それをマイクロスレッドのライブラリやファイバでコネコネ作り上げるのがバカらしくてどうも。コンテキスト同士の絡みを検証するだけならAsmLで充分ぽいです。

しかも、組み込みぽい電子工作をやるときに思ったのですが、ハードの振る舞いをソフトで表現するモックを書くなんて愚の骨頂だと思うんですよね。HDL記述があるんだから、これを変換してソフトウェアの世界に持ってくるツールくらい誰か作って欲しいです。システム検証ツールなんかでも、ハードをソフトでエミュレートしてたりして、バカらしくて笑っちゃいます^^え?SH4をx86でエミュレートしてんの、コレ!?という感じ。

いやいやAsmLの話でしたね。

リンク:
Modeling, Analysis and Testing with AsmL
AsmLを利用したサンプルなどあるです。ロシア。

Abstract State Machines
純粋なASMの解説。