まぁだいたいやね〜

いまでこそ,いわゆる大阪弁もそこそこ他地域で受け入れられるようになりました。

テレビにおいては,寄席的番組以外で大阪弁を発しても良い雰囲気になっています。もちろん他地方の方言も当然のように発せられています。

しかしながら私が紅顔の美少年であったような頃はそうではありませんでした。

大阪弁については竹村健一氏の活躍に拠るところが非常に大きいと思いますです。彼以前にはまじめな番組で大阪弁は法度状態だったように思います。そんな中で日曜日の朝の8チャンネル(フジテレビ系)で堂々とコテコテの河内弁風の何かを発する氏に子供ながらに畏敬の念すら覚えたものです。

その後,何度かの漫才ブームを経て大阪弁はある程度の知名度と市民権を得たと思います。

この間のもっとも大きな変化は,いわゆる局アナが方言で話すことが場合によって可能となった(らしい)ことです。特筆すべきは,プロジェクトXでお馴染みの村井アナウンサーが方言特集(というか,方言のヘビーローテーション的番組)の長いシリーズに出演したことでした。NHKのこのシリーズは,番組名こそ忘れてしまいましたが,強く印象に残っています。なんてったって,1時間だか45分間ず〜っと特定地域の方言のことをひたすら掘り下げるんですから。スゴイ番組でした。資料的価値が高かったような気がします。「山寄りと海寄りでこんなにちがうんですか,すごいですね」という村井アナの独特の応対の仕方はこの番組で初めて目にしたような気がします。

また,民放地方テレビ局ではそれまでラジオの特権であった,方言で話す番組も増えました。さすがにニュースでは標準語ぽいものを使っていますが,洒落で大阪弁でニュースを読むという企画もあったくらいです。

曖昧な記憶で書いているのでなんだか無茶苦茶ですな^^

とにかく,大阪弁普及についてのマイヒーローは竹村健一氏です。氏はマクルーハンに少なからず影響を受けていたようで,「わざと」テレビに出て大阪弁を使ったのだと私は推測しています。タダ単に出たがりだという話もありますが。当時インターネットがあれば,きっとインターネットでガヤガヤ騒いでいたはずです。

ところで,マクルーハンは「メディアはメッセージだ」などのアフォリズムをたくさん吐いた人物ですが,その解釈はいろいろ分かれるようです。私が知らんだけで,とっくに解釈が出揃ってしまっているのかもしれませんが。ちょと関係ないですが,アフォリズムという言葉の誤用も気になります。辞書を引いてみればわかることですが,これは「アホ→アフォ→アフォリズム」という現代的造語ではありません。

やれやれそんなことはどうでもいいことでした。

マクルーハンが今現在も生きておれば,もっといろんなことを好き勝手に吐いていることでしょう。もしかしたらトンデモ系として一蹴されるような存在になったかもしれません。しかしながらマクルーハンの教育に関する研究には一瞥を向ける価値があったように思います。ほんの端っこをかじっただけですが。彼のような視点での研究が無いからこそちょとした事件をインターネットのせいにしたり,ゲームのせいにしたりする愚行が繰り返されるのだと思います。

同じ内容を学習するのに,先生と1対1で,教室でみんなと,テレビ授業で,ラジオ授業で,それぞれどう異なるのか,そういう基本的なことをメディアそのものの性質をベースに考える視点を私は得ることができました。大変ありがたいことです。(←おまえ,何様やねん^^)

というわけで大したことは書いてありませんが,マクルーハンに興味を持つ人が増えることを祈って竹村氏の本を紹介しておきます。

メディアの軽業師たち―マクルーハンで読み解く現代社会


メディアの軽業師たち―マクルーハンで読み解く現代社会

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竹村 健一
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氏は投資家としても活動しており,そりゃもう儲けまくってるでしょうから,こんな本1冊売れたくらい嬉しくとも何ともないでしょうけどな^^

マクルーハンの本でまじめに読んだのはこの1冊だけです。
機械の花嫁―産業社会のフォークロア

読んだのは確か93年くらいなので,インターネットがそろそろキテルゾという頃でした。懐かしいですなあ。グローバルビレッジ。

なんだか激しく既視感がただよっています。前にもそっくり同じ事を書いたような気がしますな。たぶんThe Gridに不調があるんでしょう。

グリッドで思い出しました。懐かしいですな。サイバーパンク。

ニューロマンサー


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この本のタイトルを見るたびに,PCエンジンのネクロマンサーを思い出します。ネクロマンサーと桃鉄で何度も徹夜したっけな〜いつも同じ4,5人のメンバーで。

ユービック


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フィリップ・K・ディック 浅倉 久志
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グリッド技術も舶来モノに占められそうにあるのは,彼らがこういうものからインスパイアされてあるいは逆にインスパイアして訳の分からん信念をもって取り組んでいるからだと思うデス。技術的優位性とか経済性とか関係無しに。

そんな人たちに,よっしゃよっしゃ言うてオゼゼを出す竹村氏みたいなおっさんがおれば,やがて実になるんだろうと思うんですがね。小利口が悪いとは言いませんが,今風に言えば「小さくまとまってんじゃねぇぞコラ」という気がします。←YOU TOO!!!

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