サルベージする価値があるのか

先日の官庁の事務用パソコンの続きです。

どうやらBIOSからも認識できない状況になっている模様。ハードディスクが壊れたましたかな。

いやいや短絡的に考えてはいけません。IDEコントローラが逝ってしまっただけかもしれませぬ。

とにかく,OS not found;;

ただし,電源を切ってしばらく放置するとBIOSで認識できることがあるようです。これは何度かトライしてセーフモード起動に挑戦する価値はあるでしょうな。

ところが,聞き取りしていると,おかしな状況が匂ってきました。

  • このパソコンに電源を入れたのは半年振りくらい。
  • このパソコンには若干重要な文書が入っている。

さらに突っつくと

  • このパソコンは前任者から引継ぎされたものらしい。

ここまで聞くと胡散臭くて手間かける気がなくなってきますな。

まず,「このパソコンに重要ぽい文書が入っていると考えた理由」が曖昧です。

こういう場合,「引き継いだはず」の文書を探し回って見つからず,「このパソコンの中にあったら(良いのになぁ)」という希望的観測である可能性があります。

それに,半年振りに電源を入れた途端に壊れたというのもおかしな話です。半年前から壊れてたのでは無いですか?確かに,半年振りに電源を入れたら壊れる,というのは無い話ではありませんがね。

半年前におこなわれた引継ぎの時点で前任者が壊れたパソコンに文書紛失などいろんなものを押し付けた,というような話なのではないでしょうか。

私がその場に居れば,そうやってひたすら突っつきます。たぶん説教します。

そんなに大事なファイルだったらバックアップしてないあなたに全責任があるのです。始末書でもなんでもさっさと書きなさい。