ヒミツを守るには

ヒミツを守る人間の人間性がかなり重要です。

たとえば,会社に内緒でサイドビジネスしているおじさんがいるとします。このおじさんが,ある日,

大変だ大変だ。会社にバイトがバレちゃった。どうしよう。

と騒ぎ始めるのです。副業を認めないのは憲法違反だと考えるごみためまんとしては,どうでもいいことなのですが。

おじさんはバイト先のPCにスパイウェアが入っているのでは?とか無線LANのセキュリティが甘かったのではないか?とかイロイロひっくり返して回ります。

このおじさんは,酒癖が悪いです。いわゆる酩酊状態になります。記憶が飛びます。中ジョッキ5杯くらいが限界です。

普通に会話してて,仕事の愚痴や上司の悪口を言いますが,翌日には忘れてしまっています。

ある日ごみためまんは目撃しました。このおじさんが,その日初めて会った取引相手のおっさんに「いや〜副業の方もなかなかウマクいきませんでね。いやもちろん本業もサッパリなんですが。がははは。」

このおじさんの場合,自分のヒミツを自分自身で漏らしまくっているので周りは被害を受けません。このおじさんをどうやってかばっても,業務上のヒミツを任せることなんてするべきでないでしょう。

さらに言えば,プライベートな悩みも打ち明けるべきではないでしょう。たとえば,実は私なんですとか言うと,来週には全員にバレてたりします。間接的なカミングアウト手段としてはイケてますし,よからぬデマを流すにもうってつけではあります。ナントカと鋏は使い方次第なのでありますなぁ。

ちなみにごみためまんは,飲酒による酩酊状態に陥ってなおヒミツをしっかり守る人を見たこともあります。酩酊も奥が深いです。