もっさりを許しているのは誰か

ドコモケータイのカタログを眺めている人がいました。
今使っているFOMAのNのカメラの画質に辟易しているようです。

SHの最新カタログがずらり。

カメラの画質よりも何よりも気に入らないのは,「もっさり感」だそうです。

家電量販店の店頭ではモックしか置いていないので,実物を見るには店員に声をかけなければなりません。しかも数機種を見比べるには若干の根気が要ります。

たった500円の値引き交渉のために30分くらい粘るごみためまんとしては,平気なのですが,普通の人には大変かもしれません。

なので,使い勝手とかもっさり感を確認するには,ドコモショップがおすすめじゃないでしょうか。いわゆるドコモの支店なら,無理やりな売りつけ活動も比較的避けることができそうです。

見るだけ見て,買うのは量販店でよろいしんじゃないでしょうか?

ケータイのもっさり感は,ヒドクなる一方のものと,サクサク端末の二極化が進んでいるような気がしますね。京ポンもっさり感も相当なものですが,ガマンして使ってしまっています。本来なら,窓から放り投げてしまいたい衝動にかられるべきの品質です。

というか,作ってる人たちは,こんなモッサリな完成度で,出荷ゴーをかけていて恥ずかしくないんでしょうかね?

さらに使っている人たちは,よくもまぁこんなモッサリ感で使っていられますねぇ?

モッサリに敏感なのはファミコン世代だと思います。それより若い人は生まれたときから世界がモッサリなので免疫があるのかもしれません。電源を入れた瞬間に操作可能でなければだめです。ボタンに対する反応は30分の1秒以内でなければなりません。

ひどいものになると,そのモッサリ感はまるでファミコン版「信長の野望全国版byシブサワコウ」並です。

ファミコン世代は,キューブやPSのディスク読み込みがウザくて我慢なりません。これはPCエンジンの頃から全く同じです。

とにかくモッサリにまつわる馴れ合い構造が気に入らないのですが,ケータイを持っていないのであまり大きな声では主張できなかったりします。