口を開けて噛む・話ながら舌を鳴らす

咀嚼するときに口を閉じないことや,プレゼンの最中に息継ぎで舌を鳴らすことをいちいち気にしていたら生きて行けません。

これらのことは,相手を貶めるために利用できる場合がありますが,言った相手もそういうクセの持ち主だったら最強の逆効果です。

ただし相手が小さい子供の場合,場合分けが発生します。

1.これらの行為は行儀が悪いと思う人の場合

やめさせるように努力する。ただし,子供の親や家族にそういうクセがある場合,「〜〜さん(あなたのことです)が,それ行儀悪いって言ってたよ。」と家に帰ってから告げ口され,ものすごい結果を生む場合があることに注意が必要です。

2.別に気にしない場合

気にしない^^

行儀や礼儀というものは,

俺が思う行儀・礼儀

がキホンです。ですので自分が見て「行儀が悪い・礼儀知らずだ」と思ったら無条件に相手を正してよいのです。相手が目上だろうが構いません。なぜならば,そこで見ないフリをすると,相手はまたどこかで恥をかくのです。伝え方には工夫が必要で,できれば二人きりでこっそり伝えるのが良いでしょう。しかしまぁ世の中フクザツですからね。

それと行儀礼儀は変化しますからね。例えば,

口を開けたままで咀嚼するとものすごいダイエット効果がある

などと,思いっきりテレビや,伊藤家や,あるあるで紹介されて話題になったら,当分の間,無礼講になるわけでしょうし。私は眉をヒソメますがね。

このエントリを書くきっかけをくれたのは,「食わず嫌い王」に出ていたグォンサンウさんです。彼は両方を兼ね備えていました。食べる時には口を閉じずにクチャクチャ。話始めるときにはかならず舌を鳴らす。カンペキです。

昔のテレビドラマではワイルドさを演出するためにそういう食い方してました(今でもそうじゃね?)。舌を鳴らしながら話す学校の先生は大抵は嫌われます。どちらも日本ローカルな話です。

なんてったって家に入るのに土足厳禁がデフォルトだった国ですからね。しようがないです。(韓国もそうじゃね?)

ちなみにごみためまんは犬歯がドラキュラ伯爵並に発達(ドラキュラ君をイメージ)しているため,相当苦労して「口を閉じて噛む」躾を受けました。しかし物理的に無理があるので,月に2回くらいは「ザクッ」という音と共に口の中に歯跡が残ります。舌の一部を噛み切ったこともあります。「咀嚼の仕方が悪い」と言われても,ねぇ?犬にこぼさずに水を飲めというようなもんでしょう?

なんともバカらしい話です。