何度もしつこいですが,本気で建設業界を参考にするおつもりですか?

今日も失業者ごっこです。

昼まで暴れん坊将軍を見て,昼過ぎで出かけてファストフードで飯を食い,ビックカメラをぶらぶら。

最後はやることがなくなって本屋へ。見積もりに関する本を何冊かパラパラ・・・

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ソフトウェア見積りのすべて―規模・品質・工数・工期の予測法

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Capers Jones 富野 寿
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いよいよ飽きてきて,建築関連の棚へ。あいかわらずJW-CADですか。変わり映えしませんネェ。

そういえば,建築建設土木の精緻な見積もりはどのようにおこなわれているのか。いやいや,そもそも本当に精緻なのですか?

あれこれ探すまでも無く,もっとも目立つ分厚い奴らがいました。

積算基準」です。

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国土交通省土木工事積算基準〈平成17年度版〉

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国土交通省大臣官房技術調査課
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建築建設土木を理想として,ソフトウェアやシステム開発の業界を再構築しようなどと考える楽天家さんは,いちど実物をお手にとってご覧になることをオススメします。
#公共工事オンリー?などというツッコミは無視します

いや,日立・富士通・IBM辺りのシステム巨人はきっと同程度の便覧をすでに持っていることでしょう。

いやいや,政府・地方公共団体関しては,ソフトウェアやシステムの調達について,詳細な規定や法整備がなされているにちがいありません。あるいは通達の山。ということは,何も建築建設土木業界のまねをするまでもなく,同様の仕組みが,多少サブセット的ではある
かもしれませんが,すでにあるということではありませんか?

結局,公共事業という金のなる木に触れることが出来ない人間(←ごみためまんのような)がワァワァ外野で騒いでいるだけなのかもしれません。