社会主義の思い出

ボクが小さかった頃,稲作農家の人が,トラックに新米を積んで街まで自分で売りに行くと「ヤミ米屋」と後ろ指をさされたものです。その人を特集するNHKの番組でもエライ人たちとケンケンガクガク議論していました。米だけじゃないです。農作物を自分で売るのは,ビニルハウスや集会所だけ。通販会社と契約して売ることなんてできませんでした。今になってみると「通販しても需要が無かったはず」とか,「農協の営業力が強かったからあれあはあれでよかった」などと言われます。本当なんでしょうか,センセイ。

それともうひとつ。お米の値段は,お国が決めて発表していました。年に1回です。実は今も発表しているのかもしれません。もうどうでもよいことです。お国が決めた値段で買い取り保証です。

井出洋介名人じゃなくてイデオロギーとしてほにゃらら主義がどうとかこうとかはもう聞き飽きました。

とにかく誰が何のためにどんなことをしていたのか,各自がちゃんとあとで吐露してくれればそれで良いです。抱えたまま墓に入るのはやめてちょんまげ。