仮説:パロマCO中毒問題と、消化器疾患

どうやら最近ゲーリークーパーな人が増えたのは、ストレス社会が原因ではなさそうです。

ジジィ街医者の独り言を耳にしました。

まぁ、一人暮らしでな、瞬間湯沸かし器しかないようなワンルームやらアパートに住んでる連中が、やたら腹の調子が悪いと言ってくることにある日気づいたんだよな。

まぁ、そんなとこに長いこと一人暮らしするようなやつは、ロクなもん食ってないだろうから、食生活が悪いちゅう説明も分からんでも無いけどな。

まぁ、単なる思いつきだし、そんなもん疫学調査では分からんだろうしな。ただまぁいちおう、換気には気をつけるように言うようにしておる。

この思い付きが単なる思い付きなのかどうかは統計的に調べるしかないわけです。それが疫学調査。

低濃度のCO中毒が長期に渡った場合の影響は実はよく調べられていないような気がします。低濃度だったら中毒といわないでしょ、というツッコミは無しとして。

前にも書きましたが、CO中毒を防ぐためのセンサーは、官民協力の下で談合の温床となっており、ちっとも気軽に扱えない状態が続いています。

そんな中、天下り集団NEDOが必死に猛アピールです。

NEDO:平成20年度新規立ち上げ予定プロジェクト「次世代高信頼性ガスセンサー技術開発」に関する調査

CO及びメタンを含むガスを確実に検出できる、革新的高信頼性ガスセンサーを研究開発対象とする。不完全燃焼や都市ガスの漏洩を検出するガスセンサーは、誤作動が許されないという使用上の特性のため、非常に高い信頼性が求められる一方で、不具合発生時のリコール費用や社会的信用面でのリスクが大きいため、ナショナルプロジェクトによる研究開発が求められている。

だれが求めているかというと、研究補助金に群がる似非ベンチャー企業連中でしょう。

私には、半導体式も電気化学式も、それなりにきちんと開発されていると思うんですがねぇ。

ガスセンサー・半導体式ガスセンサ・ガス検知器・警報器 [フィガロ技研株式会社]

根本特殊化学 株式会社|ネモトの技術

官がやるべきことは、補助金バラまきではなくて、ミョウチキリンな法令によって、でかいガス会社しかセンサを設置できなくなってる制限を取り払うことだと思うんですけどねぇ。