ホーリーファイバー:風が吹くとインターネット接続が不安定になる

信じるか信じないかはあなたしだいです。

 

 

光ファイバーを通信に使う利点として、外来ノイズに強いことが挙げられます。

 

しかしながら、昔のガラス製のファイバーは曲げに弱く、施工が大変だったようです。

 

ですがいまどきは宅内配線ではホーリーファイバーが用いられ、結び目を作っても大した損失なく通信が可能です。

 

「ホーリー」はholyではなくhollyです。これも例によってみかか製英語の類のような気がしています。英語では、

 

   

hole assisted fiber

 

と表記するような気がするからです。内需帝国みかかでは英語ができる人は追放されるらしいので、かまわないのだろうと思いますが。

 

 

 

 

 

さて、「曲げたままでも通信できる」ことと、「通信しながら曲げ伸ばししても大丈夫」は話が別です。

 

さまざまの補償機構によって、曲がっていようが結ばれていようが、通信は行えますが、ダイナミックに曲げたり伸ばしたりのリアルタイムの外乱にはまだまだ弱いのです。

 

したがって、アクセス系の施工が(悪い意味で)いい加減な通建会社にあたってしまうと、風が吹くたびに統合ケーブルから分岐した芯線=光ファイバがゆらゆらゆれて通信が不安定になり、厄介なことにみかかはPPPoEなのでセッションの張りなおしが起きたりします。

 

 

 

「風が吹いたら通信が不安定になる」と言っているのを『んなわけねぇだろこの情弱がっ』と阿呆がけなしているのをみかけたので、ごみための実体験に基づいたコメントをここに記しておきます。

 

# うそだと思うなら、通信しながらHGW(ONU一体型に限る)から壁に伸びているふにゃふにゃのファイバーを振り回してみてください。それからHGWのログを確認してみてください。

 

 

 

スネークハンド:

 

ごみためと同じ世代の方々なら、光ファイバーにはコアクラッド構造があって・・・というのをご記憶かもしれませんが、ホーリーファイバーではコアの周辺のクラッドに中空箇所があります。これによって、「まげても光のエネルギーがコア部分に閉じ込められる=光が漏れない」という仕組みです。

 

そしてまたクラーク博士のおコトバを思い出すのです。

 

   

充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが…名言集.com

 

 

 

りんくる

 

News Release 051108a

 

IEEE Xplore Abstract – Hole-assisted fiber design for small bending and splice losses