法例を守っていたら俺の取り分がなくなるから困る、というロジック

どこぞの業界も似たようなものですね。

 

 

派遣業法なんか遵守してたら、発注元の正社員の年金基金が維持できないとか?

 

 

 

「大手はいいよ。法律を守れる仕事だけ受けて、守れない仕事は下請けに流せばいいんだから。でも、中小・零細の運送事業者はそうはいかない。法律すれすれ、いや、法律を破りながらも仕事をこなさなければならない」と話す名古屋市内の運送事業者。

 

法例を守れるか 頭悩ませる運送事業者|物流ウィークリー・物流と運送、ロジスティクスの総合専門紙

 

 

 

上記の記事でも、以下のように、できないものはできないと突っぱねてる会社の存在がうかがわれます。

 

   

「無理な仕事はすべて切っている。長年の付き合いで、少しぐらいなら融通はきくが、『ムリ』と思った仕事は事前に通告してやめさせていただく」というのは、三重県の運送事業者。

   

「一つの仕事がなくなれば、また一つ取ってくる。もちろん、従業員にはかなり厳しいことも言ってきた。ある程度難しい仕事も工夫して利益の出るようにしてきた。それでもドライバーに無茶をやらせる仕事はしない」という。「法令ギリギリのところは行くが、それ以上は絶対に行かない」とも話す。

 

違法な仕事を下請けに流すほうも流すほうですが、自浄作用として断っていただかないと業界は尻すぼみでしょうな。

 

 

 

あとは我々エンドユーザが、悪い業者を使わないようにする必要と責任があるわけですが、通販会社などが勝手に決めてる場合はどうにもなりませんやね。

 

結局この手の話は元請の名前を出してもらわないとどうにもできませんし、

 

   

元請じゃなくて中間業者が抜き過ぎなだけ

 

というパターンが多いような気もします。口入屋ではそのパターンがほとんどです。

 

 

 

発注元の担当者に至っては

 

   

こんなに高い月単価を払ってるのに、

   

なんで言うこと聞いてくれないんだろう

 

と素朴な印象を持っているひとが実際にいるのです。