不連続シリーズ移民トゥジャパン:技能実習生受け入れ先開拓営業

こんな求人が流れていました。

 

 

 

 

   

仕事の内容

外国人技能実習生を受け入れる企業を開拓する
   

# 文面はコピペ元が分からないように細工しています

   

これは求人営業ですな。成果報酬もあります。

   

    

外国人技能実習生1人につきX万円支給

   

   

ヘッドハンターなどと比較すると、安すぎる感じがしますが、数が捌けるのかもしれません。

   

# 大口は、大きい会社の手垢まみれですかな。

   

 

   

技能実習生が余っている、だぶついているとも思えませんが、インセンティブは実習生か、蛇頭が払うんですかね。蛇頭が払う分は結局実習生が払った金なんでしょうけど。

   

 

   

もしかすると監理団体という蛇頭が増えすぎているのかもしれません。

   

技能実習制度の仕組み

   

 

   

こんな最低賃金すら守らないむちゃくちゃな制度が国際的に批判を受けないはずが無いわけです。

   

外国人技能実習生 その過酷な現実  国際報道2014 [特集]  NHK BS1

   

    

米国務省(国際的な人身売買問題担当) シーデバカ大使       
「(日本では)人身売買を仲介する組織が制度を悪用している。         
日本政府は(外国人技能実習)制度を改善する責任がある。」

   

   

NHKもほんの5年前までは、農家で働かされる技能実習生にカメラの前で

   

    

ニポーンのミナサン、シンセツです

   

   

と言わせていたのですから、いまさらこんな特集を組んでも片腹痛しですな。

   

 

   

メリケンが指摘しているのは、『日本だけ近所から格安の労働者を確保してズルイやんけ。』というものなので、あまり迫力が無いのですが、以下の報告書を読んでもまだ技能実習制度を許容する人は珍しいでしょう。

   

主要報告書  米国大使館 東京・日本

   

    

日本は、強制労働および性的搾取の人身取引の被害者である男女、および性的搾取の人身取引の被害者である児童が送られる国であり、被害者の供給・通過国である。中国、インドネシア、フィリピン、ベトナム、ネパール、その他のアジア諸国、ウズベキスタンおよびポーランドからの移住労働者は男女共に、強制労働の被害者となることがあり、時として、政府の技能実習制度(TTIP)を通じて被害者となる。

   

   

 

   

ただまぁ黒企業でこき使われているニポジンが、彼らに同情する余裕もないでしょう。

   

おのれの待遇改善を自分の会社に申し出る根性も無いインゲンが赤の他人を助けられるわけが無いのです。

   

彼らに怨みを植え付けて、後から損するのは日本全体です。

   

そういうことをやっているのは、「ごく一部の悪徳業者」という説明も、

   

    

どうやってその割合を調べたんですか

   

   

という小さな質問でむなしいものになります。

                               

          

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