言語の書き言葉と話し言葉は違う:言文一致ダケジャタリナーイ

具体例は収集ちゅう。

話し言葉をそのまま書き記すと、とても読みづらいです。

書き言葉を演説したものは、聴いていると眠くなります。

あいまいな話ですみません。

しばしば自称ベテランのビジネスパースンが、ヤングに向かって、

文面の誤字脱字を防ぐには、

声に出して読むといいゾ!

などと指導しているのを見かけます。これは役に立つ場合が多い気がします。

さらに、

お前の(メールの)文章は分かりにくいな~

送信前に声に出して読んでるか?

というものも見かけられます。これはちょっと問題ありです。

文章が分かりにくい原因は、声に出して読んでも分からない気がします。

ヤングに指導すべきは、以下と思われます。

× 分かりやすい文章

○ 漏れ・抜け・矛盾のない文章

「てにをは」「5W1H」「こそあど」などまともな企業で新人研修を受けたインゲンなら、チェックリストをさらっと提示できるでしょう。

6人の賢者 ごみため(ー日ー膳!)

5W1Hは誰でも実践できます。メールで実践したらわかりますが、冗長になります。

かなりのベテランでもハナモゲラなニポンゴを駆使する人が多いので、

日本語の分かりやすさ

自体が幻影なのかもしれません。

また、世の中には、

パッと読んで

分かったような気にさせる

ナイスな説明

があふれていますが、それが分かりやすさの定義とは思えません。

極端な話、真の「分かりやすさ」を追求するなら、以下の選択肢が第一優先となるはずです。

込み入った話は口頭か電話で直接・・・

(萌える)漫画で読む~~

インフォグラフィクス満載

パワポで3枚(なんでも箇条書き)

ここでは、

文章だけで

『分かりやすさ』を追求することが

そもそも間違ってんじゃないの?

とひそやかに指摘しておきます。

漫画の描き方を文章で説明すべきだろうか?

すると、

メールには文章しか書けない(ウチはHTMLメール禁止)

分かりやすい資料の送り状に書く文章はどうするんだ

などなど各論反対の猛反撃が予想されますが、

HTMLメール禁止の根拠はなに?メールはだめで、ウェブは開いても問題ないの?

送り状のテンプレートないの?あんたら起業して1週間目のスタートアップか?

というように各個撃破可能と思われます。

というわけで、いつものようにタイトルと関係のない話でエントリが終わっていくわけです。

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