APIていうな

昔見た光景・・・

open()はシステムコールだろ?

残念ながら、open()はイマドキはカーネルAPI、かもしれませんね。 笑

さて、フロントエンドが主流派の現在のIT業界ではAPIといえば、REST APIだったりします。

XMLの衰退に気づいていないのんきな業界ではXML-RPCかもしれませんね。 笑

で、今日のお題の最近見かけた「50代キック案」です。

https://diamond.jp/articles/-/200923?page=2

桑津 やはりデジタルネイティブでない50歳以上の人はこうしたことを決めるときに、口を出してはいけないと思います。対応能力がないですから。上の人間は報告を受けるだけでいいと思います。AIやIoTのない時代にそうでないやり方でえらくなった人たちに意思決定させる事こそナンセンスだと思いませんか。

 ある銀行でフィンテックに関する会議が行われた際、役員クラスにAPIの概念を説明するだけで、相当な時間がかかりました。これではフィンテックをいくら銀行で使おうとしても、迅速な意思決定などできません。

ITに限らず、その分野に詳しくない人が意思決定する立場にいるというのは、そもそもジョブのミスマッチですよね?笑

それがわからない経営層だったら、先細りが目に見えているわけでして。

さて、ごみためでは「平均的なIT技術者(日本ではSEという)は、REST APIすら知らない」という現実を提起しておきます。

例えば社内でチケット管理システムを使っていて、REST APIで集計機能や検索機能があるのに、社内掲示板に「(俺のほしい)集計機能を実装してほしい」などと書く「自称元プログラマの管理職」が多数います。

ベテランならperlで、Windowsプロヘッソナルならvbscriptで、ExcelモンガーならVBAマクロで。

REST APIを発行して、簡単な集計(ACCESSでいうところのフィルタ程度)なら、「だれでもできる」はずですよね?

5段JOINなどのやっかいなクエリを駆使したいなら、ACCESSにとりこんで完了です。MySQL?あぁ。Officeが買えない貧乏企業ですか。おいたわしい・・・

ふた昔前でも、「俺はプログラマ」と胸を張っている連中がちょっとしたバッチ(MS-DOSとか)が書けないと言う風景はよく見かけました。Excelのマクロが書けない人とかね。

それが今は、「ちょっとしたスクリプトが書けない」に変わっているだけで本質は同じです。

これを分業の弊害と思考停止になっている人が結構いる気がしますが、ごみためではそうではないと考えています。

そもそもプログラミングに向いていないひとがプログラマをやっているのが問題かと。

金貸しに向いていない人が銀行に就職したように、プログラミングやシステムアーキテクトに向いていない人がそこにいるだけなのです。