量子コンピュータによる組み合わせ最適化

つい一か月前、妄想に基づいて居酒屋談義で話をしたことが実際のビジネスになっていることを知ったので、ご報告です。

最近のAIつまりオートコーダを使えば、モデル化が半自動でできてしまいます。

モデルができてもそれを活用できなければ意味がありませんね。

ふた昔前なら制御屋が、モデル化に苦労してニューラルネットでモデル推定の論文を書いたりすると、

ダークサイドに堕ちたな

と後ろ指をさされたものです。(要出典)

今ではそれが大流行なわけですね。

さらに嘘から出たまこと的ソリューションの量子アニーリングアナログ計算機が実現したいま、モデルから準最適解が一瞬で計算できてしまいます。

この動画の中でもシフト割への応用で

・足りないはずの人員が実は余っていた

などという事例が開陳されています。

かつてほんの十数年前にフェデックスは貨物航空の積載バランス計算で他社を圧倒する配送効率をたたき出していました。(独自研究)

準最適化の計算式を見つけるということは、富の源泉だったのです。

これがトラックの配送や人員計画へ適用出来たら、CO2排出量削減なんか臍で茶の沸く話になるかもしれません。

ごみためまんはヒラリーマン時代に組み合わせ最適化問題をすこしかじったのでよくわかりますが、ロボットや自動倉庫や、高速コンベヤAGVをいくら投入しても実は効率はあがりません。

ロボットや自動倉庫がボトルネックになったり、AGVの最適な運転ダイヤが組めずに車両が遊んだりするからです。

また、最適解や準最適解については、その評価関数つまりが恣意的であることには十分注意が必要です。