みなし出勤の思い出

就業規則は法律ではないので、決裁権のあるエロい人が許可を出せば、大抵のことはできます。

できない理由をならべるヒラメ・リーマンのいかに多いことか。

さて本題です。

おふくろがしもやけで♪、オレがヒラリーマンだったころ~♪

の話です。

夜中のエロ画像ネットサーフィンや、早朝の趣味の電子工作、それにFreeBSDで遊んでいたせいで、朝まともに出勤できないごみためまんに対する救済措置が、

・みなし出勤

だったのです。

なぜ救済措置かというと、

・X時間以上の遅刻は欠勤扱い

・欠勤したら無給

・給料もらえないならヒラリーマンやめてしまう

それを防ぐためですね。大したスキルがなくても、口八丁の仕事をこなせるごみためまんには利用価値が耳かき一杯くらいあったのでしょう。

というわけで、自分も遠距離出勤したくない上司は役員に掛け合って、就業規則の「みなし出勤扱い」を適用したわけです。

ごみためまんは実際、週の半分くらいしか出勤していませんでした。

どうせ、社外での打ち合わせで出張ばかりなのですから、出社自体が無駄ですしね。

考えようによっては、直行直帰の営業マンやサービスマンと同じですよ。

ごみためまんの場合、家で土日も関係なしで仕事をしている時間が週40時間労働を満たしていたわけですから、何も問題がありません。

その後、しがない月雇仕事に移ってから、

・なんでこんなPC作業のために通勤せにゃならんのか

と思い続けて十ン年です。

当時からCU-See Meはありましたし、NetMeetingICQもWindowsで使えました。(実用的かどうかは別にして)

ポリコムだって回線がありました。(使用には稟議が必要でしたがw)

よほどしょぼい会社でないかぎり、ポリコムありましたよね。

リモートワークやテレワークでうかれている人々をみて、何をいまさらと感じているエンジニャーや経営の皆様は多いはずです。

逆に今の方が「アリバイのためだけのセキュリティ」でBYODを厳しく制限するなどして、仕事がやりにくいですよね。

VPNが安全なら、それ以上何が必要なんですかね?

紙で印刷した資料の入ったカバンはノーチェックで、ノートPCのUSBポートはツールで監視とか、バランスが悪すぎます。

(サムスンは紙の資料にもチェックが入るとニュースなっていましたが、きっちりチェックするという意味では正しい運用ですよねw)