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2005.03.01

抽象化状態機械記述言語って堅苦しいな

マイクロソフトAsmLって、日本語でぐぐってもぜんぜん出てこないですなぁ。

ステートマシン専用の言語で、コンパイルしたら、.NETのアセンブリが吐き出されるとな。C#まだお勉強中なのでそこらへんについては何やらようわからんですが・・・

ステートマシンって手続き型言語で書くとswitch地獄になっちゃうので、活用すべしですなぁ。

MATLABのstateflowみたいにGUIである必要はないけれど、いずれそういうツールも狙ってるんでしょうなぁ。特に組み込み系だとステートマシン地獄多そうですからねぇ。偏見かなぁ。

開発のプロトタイピングなんかじゃ、ステートマシン便利ですよ。プロトコル設計とか。ほんとうの機械制御とか。制御で言う「プラントシミュレータ」とか、今風のソフト屋さん言う「モック」とか、ダミーシステムとか、そういうのをいちいちプログラミング言語で書くより、ステートマシンで書いた方がええんですわ。テスト環境もステートマシンあると便利ですわな。

状態遷移図で設計すると最初は見通しすばらしいんだけれども、一旦C/C++のコードに落としちゃったら、その先は泥団子になりますです。かといってソースを吐くツールを作ると、吐き出されたソースをいじれないので、面倒。stateflowはどこまでいってもその問題が残ります。その点このAsmLでは、ステートマシン部分だけの記述ができてようするにC#なんかのソースとリンクできるわけでしょう。きっと、そういうウザイウザイ地獄の経験者が作ったんでしょうな。

状態遷移を扱うツール自体は目新しいものではないと思うので、.NETと統合されちゃってて、WORD文書として記述できたりするところがマイクロソフト製の強みというところでしょうか。

UIからみで活用すれば、掛け声ばかりのMVCとか駆逐できそうな気がしますけどね。

来週号の予告:AsmL+C#ってダメなの?

ごみためのランキングはこちら。

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