電気自動車が走らない理由
明電舎の技術者が10年前に、テレビのインタビューで曰く
電気モータはいまある技術でガソリンエンジンなんかへの河童です。
電気モータはエネルギ効率が異常に良いので、電源さえなんとかなれば、ガソリンエンジンに負けないのです。
燃料電池だろうが、次世代2次電池だろうが、とにかく電源がなんとかなればOKで~す。
んが、技術はあるのにもったいね~、の日本が電気自動車の開発に本気で取り組めなかったのか。
簡単なことです。それは揮発油税という利権です。このサイトを見てください。
なんと、揮発油税は年間3兆円もの税収となっているのです。もし電気自動車が普及してガソリンの売り上げが半分に減ると、税収も半分になります。
そんなこと誰も許しません。1000億や2000億ではありません、1兆円とか2兆円の話です。
いや待てよ、パチンコ合法化で縮小したレジャー産業の市場規模って、どれくらいだっけ?
いやいや待てよ、トヨタの利益って年間いくらだっけ?
もしかしたら大したことない話なのかもしれません。せいぜい埋蔵金レベルなのかも。
電気自動車の時代、電気使用税をかけるために、専用ソケットが開発されます。イエローハットでは、家庭用コンセントから、専用プラグに変換するアヤシゲなアダプタが売られます。この脱法工具を使ったがために、高級車が高速道路で立ち往生したニュースが流れる一方、専用ソケット製造および認証にまつわる不祥事が暴かれることになるのです。
この道は、どこかで見た道。あぁそうだよ。by北原白秋
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