JIS文書のセキュリティ向上は誰のためか
既得権益の保護に著作権法を利用するのはヤメロ!
ごみため(ー日ー膳!) JIS文書の保存のつづきです。
いや、別にケンカを売るわけではないのですが、時代と逆行してるんじゃないかなぁ~、と思うわけです。
2008年3月27日よりJIS規格の著作権保護のためPDF閲覧のセキュリティを強化しておりますので、
旧バージョンのAdobe Readerでは正しく表示されないことがあります。
最新のAdobe Readerを用いて閲覧してください。
まぁ、GoogleBookのように、ページ単位で飛ばし飛ばしなのも、アレですがね。
まずですね、ときに10メガバイトを越えるファイルを毎度毎度ダウンロードして表示するのが無駄ですよね。
こんなものは、無料版と有料版にグレードの差を付けたほうが、購買意欲を誘うものなのです。たとえば、フォントがきれいとか、テキスト検索できるとか。パート1は無料でパート2は有料とか。初回限定フィギアが限定数量で付いてくるとか、関連委員の講演会のチケットがついているとか・・・・
また、JIS規格は広く参照され活用されることが目的であって、コピーを売って小銭を稼ぐのが目的ではないはずです。
そういうのは、金のある会員企業にもっと積極的に営業をして、売り込めばいいわけで。零細企業や個人が、標準規格を購入する負担はそれなりに大きいわけですから。
前にも指摘したことですが、どうして大企業の図書コーナーに置いてある書籍類は、企業の社員のまわし読みが許されるのでしょうか。
もし中小企業の協同組合などで組織的に図書のまわし読みをやったら、どこぞの団体が怒鳴り込んでくるのは容易に予想できます。
大企業優先、金持ち優先のサロンを今後も運営し続けるつもりなら、ISOの翻訳ばっかりでナカミがスッカラカンの実情をもうちょっとなんとかしたらどうなんです?
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