USBのAコネクタのレセプタクルの方をよ〜くみてください。四方にラッパみたいにツメが出てますでしょ。だからAコネクタのプラグ側にこのツメに引っかかるラッチがあれば,抜け防止ができるんですよ。
USBコネクタってさぁ,しょせん民生品にしか使えないんだよねぇ。ちょっとした振動で抜けちゃうでしょ,アレ。
とか言っている人に後ろ指を差しておきます。実際ハウジングをよ〜く探せばラッチ付きのプラグは割と簡単に作れます。ただ〜し,ラッチのツマミなどの分だけ横または縦に大きくなるので,レセプタクルの配置に大きな制限となり,既存装置での利用はお勧めしませんが。
見逃されがちですが,USBは大量に使われているので,PHY部品の入手も割合簡単です。何が言いたいかというと,USBの物理層だけをパクって適当にやれば,軽く10Mbpsを超える伝送手段が手に入るというわけです。実際,そういうことをやっているFA関連機器のメーカがありますです。IEEE1394でも状況は同じようなもんでしょうな。
ここにメモしておきます。どうせ,
バネのラッチなんてだめっしょ。ネジで固定できなきゃ。パスパス。
と言い返されてしまうのがオチでしょうが・・・
けれど,脱落防止できることには違いないです。