いつも同じボリウム設定

ちょと高級なエアコンだと、部屋の温度を赤外線で測ったり、リモコンで測ったりして、うまいこと温度制御します。これはいわゆるフィードバック制御あるいは閉ループ(1へぇ〜)があると言えるでしょう。

お金持ちのおうちでくらいしか見たことありませんが、電話を取ったらテレビやステレオの音を小さくすることくらい簡単なことだと思うのですが、21世紀になって5年も経つのにいまだに貧乏人の周りでは見かけません。電話の呼び出し音も昼間は大きな音でいいですが、夜中は勝手に小さな音にしてくれてかまいません。それも周辺の雑音をちょこっとマイクで拾えばできそうな気がします。

周りが暗くなったら自動車のヘッドライトを自動的に点灯させてくれる機能とか、昔だったら「センサーが誤作動したら困るじゃないか」とかまことしやかに言われたものでしたが、やっぱり当時からお金持ちの車には装備されていましたね。

いやいやお金持ちのことはどうでも良いのです。

なんでもかんでも通信すればええもんでもないと思うのです。自律的に処理できることなら各自が適当に処理すればよいと思うのです。

掃除機において、ホースの中の透明度を計るゴミセンサとか、洗濯機において、汚れの落ち具合を見るセンサとか、鍋の温度を計って火力を調節するコンロとか、ありますけどあれの設定値をいちいち設定してたら便利さ半減どころの話ではないと思うのです。

周りが騒がしければより大きな音で自己主張する電話機、ご主人様が電話を取ったらミュートするテレビやオーディオ、それが便利さを増すことの本質に近いと思うのです。

どうにも、なんでもかんでもつながるようにしてプロトコロルを標準化したらOKみたいな風潮は気に入らんですな。

メモ:
・まず自己解決ありきのオートメーション
カスタマイズと設定の違い