自分が何を売っているか知らない

開発環境においても実稼働環境に近いものを構築し,LAN内であれば実環境とみがまうばかりです。

つまり,ソフトウェアシステムの最終製品の姿かたちをいつでも確認できるのです。ソノ気さえあれば。

にも関わらず,一向に接続方法などについて質問してこない管理者をどう思いますか?

挙句の果てに,完成間近の製品の使い勝手について客先から大胆な仕様変更の提案が出た際に,触りもしないマネージャが

キミタチ!どうしてこんなに使いにくく作ってしまったんだ(意訳)

などと言い出します。

仕事と割り切るのも結構です。この仕事を好きで選んだわけではないのも結構。だけど自分が何を作る仕事をしているかくらいは把握する義務があると思いますがね。

同じように,「おれはデバイスドライバ担当だ。GUIの連中が何をやってるか知らんね。」というものもあります。まったく世も末です。