保証はできませんが全力で品質を確保致します

あいかわらず自分がどういうインフラを構築しているのか理解せずにいる人たちがいるようです。

NTTが12月からフィールド実験、IPマルチキャストや品質確保型IP電話など

・・・来からのサービスに加えて、高品位・品質確保型のIP電話や映像配信、コミュニケーション系サービスなどのほか、高品位テレビ電話端末なども提供する。・・・

泥団子をこねて大きくするように高速化大容量化を重ねてきたIPネットワークで品質確保ですか。意味が分かりません。なるほど自前のIPネットワークだからしっかり品質を確保できるんですか。

だったら,災害時につながりにくくなる固定電話や発信制限のかかる携帯電話をなんとかしたらどうなんです?

回線上の通信内容の品質は確保するが,呼の制約は品質ではないとでも言いたいようですな。

いやいやいや,分かってますよ。欠点を隠して利点を強調するのはモノの売り文句の基本でしたね。分かってますって。

他にもありますよ。高品位映像をストリームで配信するといったって,可変レートでバッファを制御しているだけのことで,それのどこが高品質ストリーミングなんだ?と思いませんか。肝心なところでフレームレート維持のために画質が落ちて,しかも3秒遅れ。そんなので独占ライブ映像配信とか言ってて恥ずかしくないんでしょうか。そのうち虚偽広告で訴えられますよ。

そもそもある一定のレートでデータを転送すること自体が不可能であることは明確なのですから,一時的にレートを落とすか映像を一時停止させるしかないじゃないですか。そんなことは,3つくらい前の世代のWMPかリアルプレイヤを見ても分かるでしょうに。

この,ショックプルーフ機能付きのポータブルCDプレイヤ程度の水準の技術についてすら「新技術」ぽく取り扱われるのが奇異に感じられてなりません。

動画圧縮展開なんて,どうせどっかから買ってきて使ってるだけでしょう?だったらやってることは時代遅れのCDプレイヤよりも劣りますって。それのどこが「技術の擦り合せ」なんだか。先行技術の調査すらできてない証拠です。

このばかげた話は,まだ当分つづくのです。しかし未来のある時点でまた掌をひっくり返して「従来のIPネットワークの原理的な欠点は・・・」などと始まる新技術の紹介を目にすることとなるわけです。

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