熊野プゥ太郎

幸いにも,今月からシゴトにありつけました。

世間の景気は絶好調だというのに,ごみためまんの周りには,隙間風です。

そんな不安定な状況なので,「結局は,ほんのちょっと体裁の良いフリーターなのね」と言われてしまっても反論することができません。

しかも,名目上はパートタイマーにすらさえ認められている各種権利すら,認められません。例:一定期間以上の勤務による有給休暇の付与

請負業務契約と言っても,実態はいわゆる闇派遣です。

今では口入れ屋は違法な商売ではなくなりましたが,闇派遣はグレーゾーンでしょう。直近の最大の問題は源泉徴収です。税務署は実質的に何がどうなっているか独自に評価しますから,いずれどこかでどでかい爆弾が落ちることでしょう。小さなピンハネ業者はすでに再三に渡って警告を受けています。

しかしながら,労働者ホゴとかいうキレイ事を言うのはナンセンスです。大きな労組は,「ハケンによる切捨てで社員の雇用を守る」という点で雇用側と談合が完了しています。

正社員として労働する権利すら,既得権益化してしまったのです。

フランスさんのように揉めることなく,労働者の階級分けが完了したのはなぜか。それは正社員の皆様が,
・果てしないサービス残業を受け入れる(実質賃金切り下げ)
ことでご自分のローン支払いの心配を払拭したかっただけなのです。

でっかいマイホームローンがあるのに,不安定雇用状態に陥るわけには行きません。

足元を見てください。
ローンという鎖につながれ,実質的にマクドナルドのアルバイトよりも低い時給で働く正社員のうめき声と,奴隷商人にサクシュされ続ける小作人たちの血ヘドで国土が満ち溢れているではありませんか。

なんだかアカっぽいな。