電車が電気モーターで走っていることは結構認知されています。てっちゃんさんがたくさんいらっしゃるおかげのような気もします。
自動車についてはビミョウです。特に最近の燃料電池車やハイブリッド車あるいはダッシュ村発のダンキチ号の影響かもしれません。
自動車はエンジンで走るんです。ガソリンエンジンにガソリンを入れて燃やして走るんです。エンジンは日本語では内燃機関ということになっています。ディーゼル車はガソリンエンジンではなくてディーゼルさん考案のディーゼルエンジンです。軽油を燃やして走ります。
決して,小さな火力発電所みたいな発電機が中に入っていて,電気で走っているのではありません。いやいや,発電機は入っています。バッテリも積んでいます。だけど発電した電気で走るわけではありません。一般的には。
え?じゃぁバッテリがなくても走れるのかって?それは微妙な問題です。エンジンを始動した後で,バッテリを外してそのまま走行を続けることは確かに可能です。バッテリが逝ってしまった時に,隣人の車でブースターケーブルを用いてクランキングしてそのままスタンドまで走らせている時,まさにそういう状況になっています。
そこまで書けば分かってもらえると思いますが,エンジン始動以外ではバッテリはほとんど遊んでいます。走行中は充電しているだけです。
バッテリが無くても,フロントライトを点灯し,エアコンをかけながら走行することができます。ラジオくらいなら聞けるでしょう。
これだけエコエコ言われていて,ガソリンからわざわざ硫黄成分まで取り除いているのに,ロクにリサイクルもできない鉛のバッテリをバンバカ使い捨ててるんですから困ったことです。え?販売店が集めてリサイクルしているんじゃないのかって?
まぁリサイクルしている所をこの目で見るまでは信用しない方が良さそうですな。
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