画像処理による手振れ補正ではどうにもならないんです。
たとえば25倍光学ズーム+ブレ防止。
世界のKawsakiグループ、KPMさんの超小型カメラスタビライザなら高速道路での不審車両の追跡もバッチリです。
いやいや、いまどきはハンディカムでも光学式手振れ補正がアタリマエですね。
安直に考えれば、捜査員がステディカムを装備して撮影すればいいのではないか?ということなんですが、そう簡単でもないようです。
白バイ隊員はどうすりゃいいんでしょうか?岡持台にビデオカメラをぶら下げれば揺れは防げるような気もしますが、前方を写せませんね。
やっぱりスタビライザ買ってください。
船舶やヘリはどうしているかって?とっくにスタビライザ搭載ですよ。不審船への射撃ビデオも、揺れてなかったでしょ?臨場感がなくなっちゃうのが難点ですな。>スタビライザ
レジャーボートなどでは防振双眼鏡でいかがでしょうか。
念のために書いておきますが、高速に回転するコマをカメラにがっちり固定すれば、とにかく姿勢を安定化することはできます。3つつければ立派な姿勢制御装置です。国際宇宙ステーションで、えっちらおっちら交換していた『姿勢制御装置の一部』もナカミは地球ゴマのオバケですよダンナ(ほんとかよ)
しかし単純に姿勢制御装置をカメラに取り付けただけではカメラをパンするのも大変です。右へ振りたいのに斜めに引っ張られたり。しかもズーム状態では姿勢だけ安定化されても困るんです。
そこで高精度サーボが必要なんですな。