だと思うんですがねぇ。
それをまるで「ミューテックス」というモノが存在するかのように扱うからややこしいんです。
たとえば、
バイナリセマフォはミューテックスと実質的には同じ働きをする。
あぁ、そうなんですか。
相互排他制御したら、なんでもかんでもmutexと呼べると私は思いますがね。たとえばWindowsのAPIのようにあえて"ミューテックス"を再定義しておれば、それはその定義に従うべきでしょう。
ようするに"ミューテックス"という手法を指す言葉は汎用ですが、OSごとの"ミューテックス"は定義がばらばらです。
ここまで書いてもまだこんなこと言う人がいます。
オリジナルのミューテックスの定義を知らないだけじゃないの?
相互排他制御についてしっかり理解しておれば、汎用的な相互排他制御手順が存在しないこと、すなわちTPOに応じたチューニングに近い作業が求められるということは理解しておりますよ。
なので経験豊富な実時間制御システムの技術者の出す次善解は尊重しますです。
だけどそれじゃぁ、ちゃ~んとガッコでおベンキョしてきた若い人が困るんですわな。話が通じないのでね。
まるで一昔前の製造現場の職人のおっさんと同じですよ。
「図面通りの公差に製品寸法が入らない」を「公差が出ない」という。新人は混乱する。
「真円度がXX以下にならない」を「オムスビになってる」という。新人は混乱する。
言葉は変わっていくものですから、いくらベテランだからといって、古い言葉を使い続けることは許されません。尺貫法を使わないのと同じことです。よしあしではなく、新旧です。
#ふすまや畳などの建具職人なら話は別ですがね
mutexの語尾のexは、トランスミッタ/レシーバをTx/Rx、チラノザウルスをT-Rexと略すのと同じノリでしょう。
「Tx/RxをSend/Receiveの省略です。」なんて説明しているのと同じ匂いがすると思いませんか。
#え~え~略語の元の意味なんてどうでもいいことです。
#まったくおっしゃることごもっともで!