immediateの訳なので即値でしょ

ふと思い出しましたが、「チョクチ」「チョクチ」って耳障りな現場ありました。

「即値」と同じように使っているようなのですが、変です。何が変かというと、C言語の定数に対して使っているからです。

enumや#defineマクロ定義していない数値定数や文字列定数のことを指しているようなのです。

そういう場合、「マジックナンバーを避ける」みたいなのがまぁ多数派なわけです。間違っても「チョクチ」は一般的ではないと思いますよ。

まぁ、アセンブラ世代がうろ覚えのC言語を使うとそういう訳のわからん誤用が広まるというひとつの例でしょうかね。

アドレッシング指定なんかで、直接/間接の選択があるとき、immediate/indirectみたいな用語が使われるわけです。そのimmediateの対訳が「即」であるというのが、若かりしころのごみためまんの理解です。(どっちが先かは知りません)

もちろんコトバは変化しますので、ただの年寄りのつぶやきでしかないのかもしれませんが、まぁそれはgoogleさんにでも聞いてみてください。ぐぐればわかりますが、戦犯が何人かおられそうですな。

で、数値定数をC言語のソースに書くことを「直値指定」なる用語で指すことは無いわけです。「即値指定」も無いでしょ。え!?ある!?

だって、定数を「チョクチ」で書こうが「マジックナンバー」で書こうが、コンパイル時に決まるわけで、アクセス指定としての即値/間接とはまったく関係ないわけです。

なんていうか2段階でマヌケというか。

造語だとしても、そのいいにくさとわかりにくさ、および誤解の生みやすさを考えれば、ダメダメ認定ですよね。