労働局の別の罪

児童相談所よろしく取り締まりできない理由ばかりを並べ立てる役立たずの役所は別の意味でも罪深いです。

例えば、実質的に派遣社員なのに契約上だけ請負とすることで派遣業法違反を回避する、脱法行為がいまも日常的に繰り広げられているわけです。

で、労働関係の役所は、「適法化の指導」のみをおこなうわけです。

言うこと聞かない悪質会社だったら、グッドウィルのように放置と。週刊誌が騒ぐまで放置と。楽な仕事ですよねぇ。役所の通用門で毎日17:00ごろに、出てくる人ひとりひとりに「楽な仕事に就けてしあわせですよねぇ」と耳打ちしたいくらいです。面白そうだから、今度やってみますかね。

さて、偽装請負についての常識として、「節税効果」が知られています。社員を雇っているよりも請負に仕事を出したほうが税金が安くなるというわけです。これはアウトーソーシングの一般的なメリットとしても知られていると思います。

ごみためまんとしては、偽装請負をやらかしている企業というのは、イコール脱税企業であるという認識です。

つまり労働局は、決定的な脱税の証拠を知りながら国税庁に報告することもなく放置しています。これは役人としての怠慢以前の、国民としての義務違反です。それ自体が犯罪のような気すらします。

しかも、「適法状態になるまで生暖かく見守る」というのです。これはイコール「脱税のことは黙っていて、ア・ゲ・ル」ということですね。隠匿ですよ立派なね。

ありえなくないですか?

偽装請負が派遣業法違反でダメだというのなら、それを知った労働局は同時に脱税で国税庁に報告義務があるとおもうのですが、それはごみためまんの頭がおかしいだけのことなのでしょうか?

というわけで国税庁と労働局にメールしておきます。

Snake’s Hand

まぁ世の中には、「請負と委託はぜんぜんベツモノ」とか、オレオレ法律を持っている一部上場企業のお偉い人が多数いますから、ウザイですねまったく。