それは日本の人口偽装問題です。
なんのことかというと、存在しない多数の人々に対して年金が支払われているということです。
数年前都内で相次いだ死亡届が出ていない人に対して年金が支給されていたニュースの続報を調べればすぐにわかることです。
あれは素人がどんくさい尻尾を出しただけのことで、これを生業としている人たちにとっては痛くもかゆくも無い出来事です。
いまどき偽の身分証明書で携帯電話を不正に取得する様子がたびたび報道されます。
あれは、この架空年金支給の手口をすこし参考にしただけのものなのです。歴史の長い商売なのです。
すでに亡くなったにもかかわらず死亡届の出ていない/出さない人の年金手帳を集める係りと、その手帳を持って窓口に行く係りの人が別々にいます。
年金手帳に写真はありません。
住所は、グループホームや老人ホーム、ついこないだ医療制度改革されるまでは療養病床などが悪用されていました。もちろんごく一部のみの話ですが。
長寿世界一の日本のゲンジツは、生ける屍ならぬ、シケルイカバネが支えているということなのです。
まもなく、移民が日本国籍をじゃんじゃん取得していることを騒ぎ立てることになるのでしょうが、それはミスディレクションです。
移民はまだ解禁されていないですって?何をおっしゃる!日本人と書類上ケッコンすれば、お子さんは日本国籍を取れますよ。
20歳未満なら、日本人に認知さえしてもらえば、国籍を取れます。DNA検査も必要ないそうです。これが何を意味するか分かりますか?
(2008.10.13追記)
実例の事件がまた出ました。
<詐欺>33年前から不明、父の年金を詐取 容疑の息子夫婦逮捕http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081013-00000008-maiall-soci
行方不明になったのではないような気が・・・
(2008.12.28追記)
もっとちゃんと取り締まったほうがいいです。
<死体遺棄>年金目当てに父の遺体放置 39歳容疑者逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081228-00000062-mai-soci
(2010.08.02追記)
最近は、日本国籍の取得すら必要ないことに気づいて、各種団体は定住外国人で生活保護を受ける手法が流行しているようです。
もちろん「北九州市での申請は避けること」とマニュアルにも書いてあるとかいないとか。