間に合わないと分かってるのに税金を注ぎ込んだ

しらじらしいですよねぇ。

<岩手・宮城地震>地デジ2秒遅れ 緊急速報間に合わず?(毎日新聞) – Yahoo!ニュース

・・・システム上、地デジが約2秒遅れるのが原因。アナログ放送は11年終了し、地デジへ全面移行するため、速報を出す気象庁は「2秒の差は大きい」と思わぬデメリットに困惑している。・・・

思わぬ、ってしらじらしい!

長年緊急地震速報の導入を足踏みしていたのは、これも原因のひとつであって、他国(中米あたり)のまねしてあわてて導入したって、最初から無理があるわけです。

それと、気象庁はまだ遅れの全容を隠していますね。

この記事の2秒というのは送出側の遅れのはずで、受信機を通したらさらに遅れるのではないでしょうか。

メーカによっては、チューナ部分やデコーダ部分を買ってきてつけただけのものがありますから、遅延がむごい場合があるような気がします。

そんなことは家電量販店の店頭でメーカ混ぜて並べてくれりゃすぐにわかることですがね。

映像信号分配器の遅延が問題になるほどのシビアな問題なら誰も気にしません。

ごみためも、ブームにのってエントリを書いています。

ごみため(ー日ー膳!) やっぱり間に合わない地震速報~地デジ編~

悲しいことに、テレビの緊急地震速報はさらに間に合わないようです。

地デジの遅延が原因です。

もっとも怖いのは、速報をみんなが信用しなくなることです。

とにかくこの特性を周知徹底して、助けられる人を助けるために活用していくべきだと思います。