ごみため(ー日ー膳!)マイナス

NO PC, NO LIFE

こないだの雨ト~~~クでノーパソコン芸人やってました。

その中でツッチーさんなどがローマ字入力ができない、というかローマ字が全部分からないという主張をなさっておられました。

実際、ローマ字を全部覚えていない方が国民の過半数だと思います。

なのでこと日本語入力において、ローマ字入力を強要するのはよろしくないとおもいます。

 

で、とにかく最初は苦労するがローマ字入力を覚えたほうがいいという話で締めくくられるわけですが、そこも微妙だとおもいます。

 

ローマ字入力はかなを入力するのに1~3文字のアルファベットをタイプしなければなりませんが、かな入力なら1文字で済みます。

なので覚えてしまえば日本語入力においては、かな入力にアドバンテージがあるかなと思います。

 

しかし日本語入力といっても、アルファベットは使うわけです。httpとかco.jpとかTVとかNHKとかCDとか。ですのでかな入力を選択してもアルファベットのキー配置は覚えなければなりません。

となると、かな入力ではアルファベットとかなキーの二つの配置を覚える/身に付ける必要があるという話しになります。ほんとうにそうでしょうか。

国民の7割くらいは、アルファベットを26個暗誦できませんから、アルファベットを使うこと自体が苦行かもしれません。

ここではアルファベットの読み入力をお勧めしておきます。話は簡単で、Aを入力したいなら、かなで「えー」と入力して変換すれば「A、a」が出てきます。角ばったほうが大文字だと覚えればいいわけです。

あとはABCの唄(キラキラ星のメロディの唄)で読みだけ覚えてもらえば、アルファベットの配置は覚える必要がありません。

もちろんアルファベット1文字入力するためにかなで2~4文字入力することになり効率は悪くなりますが、アルファベットの配置を無理に覚える必要もありません。英語キーボードのときに困るというのは、いざというときにマッチライターがなくて困るからと、火の起こし方を身に付けておくようなものでただの無駄です。

同様に記号のコロンやスラッシュや、はたまた数字も日本語で入力すればよいのです。かなは表音文字ですから、とにかく読みが分かれば入力できることになります。数字キーについては、いまや過半数となったノートパソコンあるいはコンパクトキーボードを前提の話をしています。フルキーボードならテンキーで入力すればよいことはわざわざ説明する必要もないと思います。

アルファベットの配置だけを覚えてローマ字入力がデフォルトだと勝手に主張する皆さんも、漢字入力の際には読みを入力して変換しています。つまり読みは分かるがかけない文字を読みで呼び出しているのです。

 

というわけでアルファベットを全部かけない人でも、読みは覚えることができますので読み入力でぜんぜんかまわないのです。

 

なお、ローマ字入力を強要するのはよろしくないことについては、すでに識者のかたがたが多数しゅちょうなさっておられており、ごみためでは受け売りをしているだけですのでお忘れなく。

 

ちなみにですが、一般的な国民の皆さんは、左手にケータイを持ち、PCのキーボードの前で、以下のような疑問を常にお持ちです。

なんでケータイのキーでPCに入力できないの?

専用ケーブルでつないでんのにさ?。

有線でなくてもBTでPCと接続できるケータイをPCのキーボードとして利用できないのは、ケータイの要件定義している連中が如何に発想が貧困であるかを示していると思います。

もちろん、BTのペアリングとか通りすがりのPCにはケータイ専用のドライバがはいっていないなどのわずらわしさは多数存在しますが、じゃぁUSBのキーボードを別メーカのPCにつなぎ変えても10秒で認識して使えるようになるために、業界団体やMSがどれほど苦労したかを少しは研究したらいいんじゃないかと思いますね。

間抜けな人に注意しておきますが、ケータイと同じ少数のキーを備えたキーボードを作れと言っているのではありません。そんなものは過去10年に山ほど作られていずれも失敗しているからです。

それとスマートフォン化したケータイではもはやそれ自体でPCの機能を包含してしまいますので、ケータイをPCのキーボードとして使うというアイデア自体も陳腐化どころか、ニッチにすら需要がありません。お気をつけ遊ばせ。

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