停電模擬装置

あるいは、噴水タイマー。

うちのADSLモデムは数日に1回電源を再投入してやらないと、どんどん通信速度が落ちてしまいます。

困ったものです。

これはモデムの不具合ではなくメタル回線あるいは宅内配線の不備が原因なのですが、とにかくトキドキ電源を切らないといけません。

 

そこで家電量販店の照明器具売り場で買ってきた24時間繰り返しタイマーを使うことにしました。

K3100003 760円!

年寄りのFAの人なら、メカニカルタイマーをご記憶だと思います。

いまは電子化されほとんど絶滅しましたが、ホームセンターでは現役バリバリです。

だいたい24時間で1周するモーターと接点をならべておいて、100Vを入り切りしてくれる優れものです。

設定もメカニカルです。

周囲に並んだポッチ(15分単位なので、96個)を押し下げると、押し下げた部分に対応する時刻にスイッチがONになります。

K3100004 1時から6時までON

なんともアナログですが、電子式のものは設定できるプログラムが8個までとか、いろいろ制限があります。

設定内容がひと目見て分かるこの手のモノは便利すぎて涙が出てきます。

 

この種のタイマーはホームセキュリティに使われるようです。

長期出張や旅行などで家を空ける際に、電灯をこのコンセントにさして置けば、留守をカモフラージュできます。ただし、毎日同じ時間に電灯がともるとすぐにバレますが。

 

この種のタイマーは、ネットワーク機器の長期間の動作テストにも使えそうです。例えばハブやスイッチ。

システムが通信中にネットワーク機器が不意に再起動した場合に、どういう振る舞いをするか確認するなら、機器に自動再起動させる設定をすればよいわけですが、安物の民生品の場合はそうもいきません。

とくに繰り返し停電が起きることが分かっているような場合、この手のタイマーを用いれば簡易的に再現試験をおこなうことができます。

しかも1個数百円です。複数使っても数千円。

 

りんくる

タイマーのことなら「リーベックス株式会社」