晴れ女が1000人くらい元気だと、晴れる気がする
バイオリズム(死語?)も関係するかもしれませんが、元気な晴れ女・ハレコが1万人くらい集まれば都道府県単位の天気くらい簡単に変わってしまう気がします。
なので、ファンにハレコが多いアーチストのイベントなどは、気象庁へ事前届出する制度を設けるのが良い気がします。
一部の神経質な人はお気づきかもしれませんが、一棟で数千人~数万人が働くような大企業の拠点では、雨男・アメオの割合が局地的な天候に深刻な影響を与えているようです。
例えば、アメオ社員の多いことで知られる某大企業の開発拠点では、デスマ率が上がってくると、出勤・退社の時間帯に必ず雨が降ります。
浅知恵の学者さんは、人間の移動によるエネルギー放出が大気や水蒸気量の変化をおよぼして局地的に雨を降らせるなどという、至極尤もな説明をしているようですが実際にはアメオの元気がないからだけなのです。
ハレコやアメオの能力には個人差があり、優れた能力を持っているものをスーパーハレコ・スーパーアメオと呼びます。その中でも特に優れた能力を持つものは、ハイパーハレコ・ハイパーアメオ。
国内では危機管理の観点から数人のハイパーアメオが政府の監視下に置かれています。ハイパーアメオが二人以上集まると、局地的豪雨が発生したり、台風の進路が変わってしまうことがあるからです。
乾燥地帯の諸国では過去にハイパーアメオを移住させる計画が持ち上がったことがあると言われますが、最近では自国内のハレコ率を下げるための研究に重点が移ってきています。
最先端の研究者のアメオについての報告には以下のような興味深いものがあります。
アメオを環境試験室内で長時間観察した結果、体表から放散される水蒸気に特徴のあることがわかってきました。
この水蒸気は特殊なクラスター構造を持っており、周辺の温度・圧力変化に対して通常の水蒸気とは異なる反応を見せます。
通常の冷却過程を経ても、この水蒸気塊は液相とならず、気相を維持し続けようとするのです。
簡単にいえば、冷やしても水に戻らない水蒸気塊です。
カタマリを構成する水蒸気の一部を取り出すと、ごく普通の水蒸気と同じふるまいを見せます。
水蒸気塊がひとつのシステムのように、周辺の温度・圧力変化を緩衝して内部の水蒸気を維持するマクロな仕組みがあるのかもしれません。
真に受けないようにお願いします。