ちょっといやなことを思い出しました。
恥ずかしながら私は20歳を過ぎるまで、アルミのアングル材、L字アングルや、Cチャネルを知らなかったんです。
# 正確には名前を知らなかった
すごいカミングアウトだわ。ハズカシッ。
http://www.kitweb.co.jp/product/almichannel.html
聞くは一瞬の恥ですから、私は
Cちゃん、Cチャン
を連呼するチビオヤジに
Cチャンてなんすか?
と素直に聞いたのです。その答えは、
CちゃんはCちゃん。エルジはエルジ。
見れば分かるだろ。
という典型的ないやな説明でした。そのチビオヤジを今度見かけることがあったら、座布団にヤドクガエルの背中の油を塗った画鋲を仕込んでやろうと思うくらいのいやな感じでした。
さて、丈夫な支柱を立てるのに、角棒でなくてCチャネルを使うのはなぜか。それは軽くて安いからですね。
たわみ量を計算するなら断面2次モーメントを計算すればよろしい。
「何の役に立つか分からない」材料工学の基礎は身近なことで充分役に立ちます。
理系出身なら、Cチャンで丈夫な棚を作るとき、耐荷重の計算くらいできて当たり前なのです。
ちなみに↓↓↓こちらはC子も活躍するプロジェクトA子。
便利帳:断面二次モーメント、断面係数