刷り込まれ機器の応用

インスタント電子機器

 

 

3分でチン。

 

 

 

紙やガラスに直接電子回路を印刷する時代になると、

 

   

折り曲げたり丸めたりできるディスプレー

 

とか

 

   

真の”ウェアラブル”PDA

 

などというような陳腐なものが出現するのではありません。

 

 

 

小電力の電子回路と電子機器は

 

   

必要なときに

   

必要なだけ作って

   

使い捨て

 

が基本となるのです。ディスプレーであれば、

 

   

駅の丸い柱の表面に基材を塗り

   

ディスレイ・プリンタで回路を形成

 

ウェアラブル機器であれば、

 

   

洗濯で落ちてしまった

   

回路を上書きして再利用

 

というようなことです。ですが、その程度の考えでは競争相手を出し抜くことはできません。ごみためでは簡単なヒントだけお知らせしておきましょう。

 

   

シャボン玉の表面に

   

センサーと発信回路

   

割れたら消えるセンサネットワーク

 

お分かりですね?

 

空気中に漂うチリにさえ微細電子回路を仕込むことができるはずです。

 

え?それって古臭いSFのマイクロマシンやナノマシンと同じじゃないかって?

 

確かにそうですが、MEMSみたいなアプローチではいつまでたっても、応用が出てきません。

 

 

 

それと間抜けな電子機器の製造業者のみなさんに悲しいお知らせです。

 

   

デジカメと家庭用プリンタのおかげで

   

誰でも家で写真プリントができるようになってしまったのと同じように、

   

電子機器の多くは店頭で生成できるようになってしまう日の到来も目前です。さらに先には過程で生成可能です。

   

デジカメやケータイはデザイナーが設計したオーダーメイドの筐体に合わせて”印刷された”電子回路で動作するようになるのです。

 

 

 

量産ライン設計とか高品質組み立て技術とかいう間抜けなことをやっているとサヨナラです。

 

いますぐ電子機器の全自動組み立て機械(ガジェットプリンタ)に全力で投資すれば、昔のノーリツさんのように一財産を築けるかもしれませんがね。

 

 

 

ちなみにごみための妄想では量子機器は、ARで強化された視覚を利用して、空間の歪を指でなぞる動作でインスタント生成できると踏んでいます。まぁマホー遣いの杖は必要かもしれませんがね。