(ネタがないので、5年前の下書きを掘り起こしました。)
先日、時刻情報付IOについて吠えました。
今日も法螺貝を吹きます。
ぶぉぉ~、ぶぉぉ~・・・春ですねぇ。
目の前だけ見ると、時刻付情報処理というのは、単純な差分通信にしか見えません。
ある時刻と別の時刻の間でdiffをとっているだけのように見えるのです。
そうではありません。
時刻付情報処理というのは、時刻を無視した情報処理を包含するものです。
現時点でも、リアルタイム処理しかり、データベースしかり、実世界を取り扱う時には、時刻付情報処理の断片を旧式の情報処理に投影した形でとりおこなっているだけのことなのです。
たとえるなら、3次元の世界を2次元に投影してみるようなものです。
ご存知のように、3次元の世界を2次元で表現することは可能です。ただし、視点が決まると裏側が見えなくなります。仕方が無いので視点を動かして補います。そこに時間の流れが生じるわけです。
足りない次元を時間で補っているのかもしれません。
おっと頭のおかしいたとえ話で、本筋が混乱してしまいました。忘れてください。
さて、実世界はウツロの世界です。常に変化します。これを無常世界といいます。イロイッカイヅツです。
その世界をカメラでパシャっと写し取って処理するわけです。
より正確に、精密に再現しようと思うなら、どうするか。
より広く、より細かく、です。でかいカメラでありとあらゆる情報を取り込む。速いシャッターで短い時間間隔で取り込むわけです。
より細かく、より短い間隔で取り込めば取り込むほど、扱う情報量は増えます。ただし、それは純粋自然界が相手の場合であって、人工社会では事情が少し異なります。