手を変え品を変え
架空の社内通達:
本年度より超過勤務実施者は、
産業医の定めた、健康検査を義務付ける。
健康検査は○○××逓信メディカルサポートの人間ドック制度を利用する。
人間ドックには二日間を要するが、
これを年次有給休暇取得とみなす。
ようするに、働きすぎの労災を申請されたときの言い訳を準備しているということです。
「慈悲深くもわれわれは仕事が遅いくせに勝手に残業する哀れな馬鹿にそのつど健康診断を受けさせてやる」というわけですね。
朝から晩までモシモシゲームでしごとをサボって、
深夜残業や休日出勤中も社内PCでHD動画を観てくつろぐような連中がいるんですから、
対抗手段をとりたくなるのもわからないではないですがね。
現場監督を独りおいておけば済むはずだったのが、
残業代が出ない管理職a.k.a.“ホワイトプラン”もグルでサボる時代ですから。
貴重な年次有給休暇を使いたくなければ、タイムカードを早押しするか、残業の代わりに早出してタイムカードを”遅押し”するしかありません。
いまどき”社内システム”に接続しないで、かつPCを使わないデスクワーカは皆無だと思うのですが、どうして阿呆な監督官庁はそれをもって”指導”しないんですかね。
あ~法令で規定がないものは”存在しない”と同義でしたっけ?
でも法律には”実態に基づいて”と書いてあるような気がするんですが。(どこに書いてあるかは知らんけど)
あ~なるほど監督するお役所のルールに習っただけなんですね。さすがもとお役所系。
超過勤務の縮減に関する指針について
http://www.jinji.go.jp/kisoku/tsuuchi/15_kinmujikan/1502000_H21shokushoku73.htm
2) やむを得ず職員に継続して長時間の超過勤務をさせた場合には、管理者は、当該職員につき定期的な健康診断を受けさせることを徹底するとともに、必要に応じて健康管理医と相談の上臨時の健康診断を実施し、その健康状態の十分な把握に努めること。健康診断等の結果、異常がみられる場合には、業務分担の見直しや応援体制の強化等を行うことにより、健康を回復させるよう努めること。
まぁこれも”真のリアルタイム社会”ではどうでもよいことになるのでしょう。
時給?19世紀の考え方ですか?これからははmsec給が常識ですよ。