旧いどこでもドアホンをスマホ連携させるには:Eye-Fiを利用

出落ちで~す。

 

 

まずEye-Fiについて。

 

これはSDカード+WiFiのデバイスです。

 

たとえばこれをデジカメのSDカードスロットに差し込むと、

 

デジカメからはSDカードに見えます。それだけです。

 

WiFiの部分は、以下3つのアクセスが可能です。(モデルによってはモードが削られているものあり。詳細はこちらを参照。)

 

・ダイレクトモード

 

・プライベートネットワーク

 

・公衆WiFi

 

 

 

ダイレクトモードというのは、WiFiが無線LANのAPになる感じです。スマホからEye-Fiにつなぎます。つなぐには専用アプリを用います。

 

iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 Eye-Fi

 

Eye – Fi – Google Play の Android アプリ

 

 

 

Eye-Fiが提案している使い方はこのダイレクトモードです。

 

デジカメに挿したままのEye-Fiから、スマホで写真を取り出すわけです。

 

いまどきのデジカメにはWiFiくらい搭載されていそうなものですが、あのちんまい液晶画面と押しにくいボタンでAPの設定などやってられるか~!というニッチなニーズがあるのかもしれません。

 

 

 

次にいまどきのドアホンです。

 

いまどきのドアホンは、内蔵メモリだけでなくSDカードにドアホンの画像や動画を記録するようになっています。

 

どこでもドアホン SWD501KL | テレビドアホン | Panasonic

 

   

留守中の来訪者をSDメモリカードに自動で「動画」録画もできる

 

パナさんは、SDカードを異常に推してましたので、かなり旧い機種でもSDカードに対応しています。

 

 

 

さて、ドアホン+Eye-Fiについてです。

 

ドアホンSDカードに記録する画像は.JPG、動画は.MOVだったりしますので、ドアホンにEye-Fiを挿しておけば、あとはスマホから専用アプリで画像を確認することができます。

 

Eyefi (アイファイ)カード比較表 – MobiとPro X2カード  Eyefi Japan

 

   

対応ファイル形式

   

静止画:.jpeg, RAW*    
動画:.mpg, .mov, .flv, .wmv, .avi, .mp4, .mts, .m4v, .3gp(1動画毎2GB以下の場合)**

   

* RAW転送対応はPro X2のみ    
**ファイル形式により、一部のモバイル端末では再生できない場合があります。

 

どこでもドアホン」の場合は、無線子機があるので、そんな回りくどいことをしなくても良いわけですが・・・

ここで提案するのは、宅内無線LANにEye-Fiを接続して、ドアホンが保存した画像をメールで通知させるパターンことです。

 

必要なもの

 

・宅内WLAN環境

 

・Eye-Fiカード1枚(Eye-Fi centerでWLAN設定した後ドアホンに挿す)

 

・Evernoteのアカウント

 

 

 

Eye-Fi centerの設定などはマニュアルどおり済ませます。プライベートネットワーク経由かつEye-Fiのクラウドストレージ的なものを経由して、パソコンに画像が飛ぶのをまず確認しましょう。

 

 

 

写真タブのオンライン設定で以下のようにEvernoteに保存するように競ってします。

 

20140731182041

 

通知でメールアドレスとタイミングを設定します。

 

20140731182326

 

以下のような感じになります。

 

20140731182304

 

これだけです。Eye-FiのWLANへの接続には癖があって、ごみためまんはかなり嵌りました。いったんはさじを投げたくらいです。APが見つからないと勝手に自閉モード ダイナミックモードに遷移してしまうのです。このタイマーを設定で長くしておくと良いかもしれません。(スクショなしw)

 

 

これで外出中でも、佐川が来たか、ヤマトが来たか、FEDEXUPSか、トナミか、もりか運送小熊の名鉄か、くらいはわかるようになります。

 

ただちょっと残念なのは、Eye-Fiのクラウド的なものがプレミアムサービスでない場合は、画像のアップロードにとても時間がかかることです。

 

 

 

届いたメールのサンプル:

 

20140731184004

 

※プライバシー保護のため、配達員さんのおでこからしたを隠しております。

 

   

 

 

 

 

 

 

 

余禄:

 

ドアホンにはドライ接点の入出力の端子もあります。

 

これで各種センサや警報装置と配線ができるようになっています。

 

接点出力でキックする、ツイートを飛ばすガジェットとかの記事を書いたほうが、

 

IoTブームの昨今はウケもよろしかろうと思います。

 

ラズパイなどを用いれば瞬殺でしょう。

 

ただし簡単にできそうなことと、実際にできるかどうかは別の話です。

 

 

 

余禄2:

 

パナさんがDECTにこだわるのはなんででしょうか。

 

SDカード推しを始めたころにはもうとっくにWi-Fiがレッツノートに搭載されていましたから、さっさとWiFi対応にすればよかったのではないかという気がします。

 

おかげでDECTのせいでCS放送の特定チャネルが視聴困難になって大変困っています。これはまた次回の講釈で。