チョウセンイタチの困った習性

スカンクの親戚です。

 

 

「関東の人に信じてもらえない」あるあるに、

 

   

大阪には市内の飲み屋街でも

   

イタチおるで

 

というものがあります。

 

   

ハクビシンの見間違いじゃない?

 

といわれたりします。

 

逆にハクビシンなどという珍獣にはお目にかかったことがありません。

 

 

 

たとえば大阪市内にはチョウセンイタチが繁殖しています。

 

チョウセンイタチ – Wikipedia

 

   

生態[編集]

   

周辺に農耕地や林が残された住宅地、農村周辺、山麓部にかけて生息する。沢の下流部を除き、あまり山間部に入り込まないことが知られている。大阪市などでは、住宅密集地でも生息している場所がある。

 

 

 

でこのチョウセンイタチの習性が困ったもので、

 

   

猫と縄張り争い

 

くらいなら勝手にやっていただいたらいいのですが、なにしろスカンクの親戚らしく、

 

   

イタチの最後っ屁

 

これがひどい悪臭なのです。猫のフンの比ではありません。

 

さらに、チョウセンイタチは用もないのに、夜中になるとドブから出てきて

 

   

騒音を出す

 

のが大好きです。

 

たとえば、道路にごみ袋があると、食べ物がはいっていなくても、缶やペットボトルが入っていれば、それを引きずり回して大きな音を出しで喜ぶのです。

 

チョウセンイタチはクックッと鳴いて喜ぶのです。

 

ごみばこなどがあれば、それにものをぶつけて音を出します。

 

住民が何事かと驚いて出てくると、ササッとかくれますが、いなくなるとさらに大きな音をだして喜びます。

 

チョウセンイタチは、人間の嫌がることをわざとやって喜ぶタチの悪い動物なのです。

 

あげくには、ねぼけまなこの住民の足元までチョウセンイタチが来て、馬鹿にしたように首を傾げるのです。

 

そこで箒でも振り上げようものなら、

 

   

まってました

 

とばかりに、チョウセンイタチは、くさい最後っ屁をかまして逃げていきます。

 

そうして次の日から同じ場所にチョウセンイタチのくさいくさい糞がおちているのです。

 

なんど掃除してもだめです。チョウセンイタチは執念深く、粘着する性格なのです。

 

 

 

ごみためまんはチョウセンイタチの最後っ屁と糞のくささを体験しましたが、鼻の奥についたにおいが取れず、たいへんなことになりました。

 

 

 

いったいチョウセンイタチはどんなくさい食べ物をたべているのでしょうか。そうでなければ、チョウセンイタチのあのくさい糞のにおいはどこからくるのでしょうか。

 

 

 

ニホンイタチとチョウセンイタチは見た目ではあまり区別がつかないようですが、たぶんニホンイタチはチョウセンイタチのような悪さはあまりしないと思います。

 

これまでに見た、夜中に騒いだり、路上でクソをするようなイタチはすべてチョウセンイタチだったからです。

 

 

チョウセンイタチももともとは船で日本へ連れてこられたらしいですが、全部捕まえて大陸へ返してあげればいいのに、と思ったりもします。

 

 

 

子供のころに見たチョウセンイタチは、ごみためまんにとってドブからドブへ走るだけの獣で、野良猫と変わらない存在でした。

 

ですが大人になってからチョウセンイタチの本質に触れ、考えが変わりました。チョウセンイタチはドブネズミと同類の害獣で、徹底的に駆除する必要がありそうです。

 

皆様も、見た目がニホニタチにそっくりなチョウセンイタチの被害にあわないようにお気をつけください。基本的には泥棒野良猫と対処は同じです。

 

 

 

・うまそうなにおいのするごみを出しっぱなしにしたりしないこと

 

チョウセンイタチが寄り付かなくなるまで徹底的に駆除すること

 

・夜間においては行政や警察の協力も得ること

 

 

 

蛇足ですが、駐車場が地下・半地下の警察署にチョウセンイタチが住んでいるのをみたことがあります。駆除はあきらめているようでしたが、そういう警察署にはチョウセンイタチが住んでいるということなので、ダニやノミなどをばらまなかれないように注意して付き合わないといけません。