さようなら本当に最後のナカヌキ:機械商社

ノーギョー機械商社もそろそろ覚悟を決めるころでしょう。

 

米の買い取り価格維持で利益を得ていたのはノーキョーだけではありません。それにぶらさがる機械商社もいます。

それが崩れたら、まずつぶれるのはそういう商社のはずです。

しかしまだ生き残っているようです。

 

中小零細の町工場が海外移転しても、機械商社は

中国進出のお手伝いをいたします!

といって甘い汁の泉を逃しませんでしたが、ノーギョーの場合はそうは簡単にいかないのです。

 

中古機械のレトロフィット多メーカ整備対応など、すそ野ビジネス発展を阻害してきた機械商社の罪は重いです。

# クルマ屋はいまだに阻害してるけどな

 

まぁそんなこと言ってるのはごみためだけのような気がしていたのですが、

先日米価下落で内外価格差がなくなってきたことに関するニュースで、大規模農家のおっさんが、

米の価格が下がったんですから、

肥料や機械の値段も合わせて下がらねばおかしいんです。

誰も米を作らなくなったら、

肥料も機械も売れなくなります。

それが市場というものです。

肥料や機械が安くなれば、

もっと安く米を作れるということです。

国際市場で競争できるわけです。

というようなことを言っていたので、エントリーにシタタメました。

輸出品と考えれば、コメの国際競争力については、昨今の円安が追い風になっているのは確かでしょう。

儲からない業界において、自分たちだけナカヌキで利益を吸い続けるような連中がいるとしたら、その業界の明日はないのでしょう。