ソースRE系のツールが広まってきていたので、そろそろかと思います。
以前の記事でこんな無いものねだりを書きました。
分かりやすく言えば、変更前後のソースから自動的にchangelogを出力できるツールです。
え?そんなのとっくにあるって?みんな使ってる?そりゃしらなんだ。
まぁ優秀な天才型にはまったく不要でしょうが、有象無象を管理して大勢で仕事を進めるなら必須だと思うのですが、見かけたことがありません。不思議です。
Diffでなくてマージツールを有料で提供するサービスがローンチされていました。
The diff and merge tool that understands your code – SemanticMerge
a semantic merge tool… that understands your code
その成果をそのままdiffプロジェクトに反映してくれれば人類の未来に影響を与えることができたでしょうに。
さて、ソフトウェアのREツールについて
構造解析
という用語を用いるのをしばしば見かけます。
構造解析というのは古くからFEM関連や光学で使われる述語でして、違和感を覚えます。
ついでにいうと、攻殻機動隊関連で構造解析というワードが使われます。
間抜けなソフト屋さんがREのことを
構造解析
と呼ぶようになったことに影響しているような気がしないでもない今日この頃。
ソフトウェアの構造を解析する・・・
だから構造解析で何が悪い
というご意見もごもっともですが、ボトムアップで決まる用語は学会で広まるまではあくまで俗語(スラング)です。
ごみためとしては、ソフトウェアのREにおいて、
構造を解析しても大したモノは得られない
どちらかというと
意味(Semantic)の解析が重要のはず
という指摘をしめやかにさせていただきます。
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