感じる感想にはどうやらパターンがあるようです。
よく耳にするパターン1:
うちらがやってる仕事に、
大学で勉強するような知識は、
いらんねん。
そりゃまぁルーチンワークであれば、必要なのは丈夫なカラダだけですからね。
仕事のやり方は「前任者からの口伝」。わからないことは「本社に確認」。民間だろうが官僚だろうが同じです。
よく耳にするパターン2:
ええトコの大学出てても
仕事で使い物にならんのが
ぎょうさんおるわ。
大学では仕事のやり方は勉強しませんからね。ニポーンの大学で学ぶことといえば、「講義ノートを先輩からゲットする方法」。「過去問題集をタダでゲットする方法」。「サークルの飲み会の盛り上げ方」くらいのものですから。
そもそも教える側の教授連だって、学生運動ばかりでまともに講義も受けてないような状態だったんですから、勉強してないわ、就職した社会経験すらないわ、というような人ばかりで教えようがなかったでしょうけどね。
# 年代によって異なるかも
そもそも大学は本来研究のためにあるので、そこで研究したことを実業で生かすのがスジです。
しかしながら高度成長期では、個人能力ではなく頭数が重要だったため、現在のような腐乱した高等教育に至ってしまったのではないでしょうか。
# 教える側の人手も足りてなかった。
いまこそ実業に生かして、ニポーンの明日の食い扶持を開拓してほしいものですな。