私は一人のソフトウェア応用テクニシャンです。(笑
そしてまた、電気技術者です。
欧米の一部には”その分野の”学士以上を持っていないとエンジニアと名乗らない慣わしがあるようです。
いずれにしても、
エンジニャー >>>(超えられない壁)>>>テクニシャン
という序列が(暗に)あるようです。
ニポーンでは工学系において、エンジニアというコトバは使われますが、テクニシャンはあまり使われないという認識を持っております。
なんとなく、英語のtechnicianには、
特定分野の技能を身に着けた
中級以上の作業者
のような印象を受けています。自称技術者のごみためまんも大部屋開発では
コーディング作業者扱い
ですがね。モノ作りの現場では、
技能者
が広く使われているとは思いますが、ただし、
(公的、私的な)技能検定を
パスしたもの
という見えない壁があるようにも思えます。
あいつら、偽装請負の契約社員のくせに、
技能試験受けるんだってさ。
給料が上がるわけでもないのに
ばかじゃね?
などというようなプロパー社員の陰口のように、見えない身分制度の文脈でも使われるような気がしています。
たまに、エンジニャーとテクニシャンの訳し分けに迷って、
技術士
を使っちゃう人がいるようですが、これは国際的な資格なのでまずいです。
Professional Engineer
とラクダ表記した場合のみに使うべき訳語だと思われます。
というわけで、以下でいかがでしょうか。
engineer:技術者
technician:技能者
どっちもとりあえず「技術者」にしておけば日本語としてはOKのような気もしますが、英→日→英とブーメランしたときに大変困るので、あまり安易に考えないことをお勧めします。