最近、東証がHFT業者の草刈り場になっていると嘆く人を発見。
えっ!?今頃?
ごみため(ー日ー膳!)+- 思い出したように富の源泉’2010-未来から富を吸い出す
東証には、tickが1秒以上という最強かつ最凶のプロテクトがあったのに、今年から解除されました。GW前後には、欧州企業が予行演習をいろいろおこなってその実被害が出ていたのも記憶に新しいところです。
第11使徒イロウルを引き合いに出すまでもなく、tickは重要なのです。
C/S(クラサバ)(死語)のシステム設計の観点で考えてみてください。
大量のリクエスト(注文)をさばくこと
と
データ提示の単位時間当たりの頻度を増やすこと(=tickを短くすること)
は本来関係ありませんね。
tickごとに板寄せ風の処理をすることが、tickの長さとは関係ないはずだからです。
どれだけtickを短くしても、同じtickに複数のリクエストを受け付けるでしょうからね。
欧州などでとっくにHFT規制がはじまっているのに、東証では業者がやりたい放題とか。ほんとですか。
そんなのtick短縮導入前から分かっていたことで、わざとやってるのだろうと思って、上記エントリをシタタメたんですけど。
素人が分かることをプロが知らないはずがないですよ。
# なにしろtickが1秒というのが[要出典]ですからねぇ
個人的には、
HFT悪徳業者=白い悪魔を
三倍速い日の丸HFT業者が返り討ちにする
そんなユメマボロシを思い描いていた間抜けの集団がいたのだろうと想像してもおりますが。
まぁあれですよ、出来の悪いCore Warsですよ。
キミのかんがえたさいきょうの
アルゴリズムをクラウド上で
対戦させようぜ!
とかいって、クラウドがOSもろとも落ちちゃうようなイベントを企画する国では、中つ国のハカー集団に年金まるごと盗まれますよ、と。