(意見には個人差があります)
MVNOの格安SIMで困るのが、LINEのID検索です。
ソーム省のあまり利口でない指導により、LINEのID検索に
18歳以上の年齢確認
が必須とされたのは2013年のことです。
日本においては、LINEを安心・安全に利用していただけるよう、これまでKDDI社の年齢確認サービスを活用して、18才未満のユーザーについてはID検索をできなくするなど青少年保護の対策を推進してまいりましたが、9月を目途に全てのキャリアに協力していただき年齢確認サービスを活用することを検討しています。また、今後iPhone端末にも青少年のID検索制限の導入を拡大することを検討しております。
というわけでLINEのID検索は当初KDDIのみ対応でした。
ほとんど効果のないこの規制が、今は格安SIMユーザを苦しめています。
状況としては以下のような感じです。
・ID検索にはSIMによる年齢確認が必要
・現状、年齢確認はドコモ、au、ソフトバンク、LINEモバイルのSIMのみで可能
・格安SIMユーザーはウギャァ
もちろんQRコード登録などを使えばID検索なんかしなくてもいいわけですが、それは実際にやってみてない人の感想です。
実際にやってみると、QRコードによる登録はバグとしか思えない仕様満載でストレスフルです。
具体的には片側のユーザにだけ相手が登録されてしまう現象が容易に起こります。
上記の通りバグのような仕様があるものの、QRコードを画像で送信したり、URLを知らせれば、ID検索できなくても登録できます。
つまりそもそもID検索の18歳の規制は文字通り有名無実なのです。
また、試しに世界最大規模のWeChatをスマホンにインストールしてみましたが、18歳の確認など不要で、近くの人検索などやりたい放題です。
LINEだけ18歳制限しても意味ないですよね?
ID検索の年齢制限でLINEを活用した犯罪による18歳未満のユーザの被害者数が減ったというエビデンスがあるならぜひ見てみたいものですね。
多くの犯罪で活用される携帯電話自体を規制したほうが、よほど犯罪抑制効果があるのでは?と思ってしまいます。