ザ・ダオ。
以下の続きです。
また8年後にお会いしましょう。
数年前から、いわゆるブロックチェーン(例えばETH上)にDAOが実装され、実際に運用されています。
インゲンが投票で介入することを除けば全自動経済活動です。
そもそも、スマコン(スマートコントラクト)によって、全自動契約とその履行の実現は当たり前になっています。
暗号資産を弄っている人々にとっては。
なので、司法のIT化とか裁判のDX化、あるいはeガバナンスなどという「置き換え系」の未来はすでに破壊されてしまっているという認識を持つべきです。
理想的な動作環境におけるスマコンの動作では、借金の取立てのための暴力装置すら不要なのです。
当面のキラーアプリである「レベニューシェア手段としてのDAO」からもう3段の飛躍は必要ですが、「契約手続きのデジタル化」とか叫んでいる人たちは、傍から見て自分たちがどれだけアナクロに見えるか、客観的に見直した方が良いかもしれません。
とういうわけで、ニポーンのブロックチェーン技術の取り込みの遅れを取り戻すチャンスを失わせてしまった自覚が足りないかもしれないJOIの動画をどうぞ。
参考リンク:
直近の問題としては、ロボット法人の経済活動をすべてオンラインで処理できるようなインフラがまだないことです。
いまだに決済、会計、納税、手続きなどその多くが人手に頼っています。
しかしそれは寝て待っていてもまもなく実現する事でしょう。
最悪、ロボット法人がインゲンにアウトソーシングすればいいだけのことで。
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中途半端にITケーに染まっている人の誤解として多いと思われるのが、「全自動処理なんてクラウド上でいくらでも実現されてるじゃん、CI/DIとか」という20世紀のFA並みの時代錯誤観です。
最近の自称エンジニャーは、Beatlessすら参照せずに近未来社会を騙るのでこまってしまいます。
というわけでまた8年後にお会いしましょう。
そのころには代理でごみためbotが何か書き込んでいることでしょう。